テレビ美術・舞台美術
現在、滝上企画では、テレビの製作の仕事が8割ほどを占めています。
サイクルは早いですね。
一生懸命セットをつくって、収録現場にも立ち会います。
といっても、ボーッと見てるわけではなくて、
何かあれば対応したり調整したり、ライブ感があります。
そして収録が終われば解体。
せっかくつくり上げたものですが、解体まで含めて僕らの仕事です。
セットをつくり上げるのは、自分たちのがんばり次第で、
早く終わらせて上がることだってできます。
ただし、お尻はのばせません。
小道具、照明さんなど、つぎのスタッフさんたちが待機してますからね。
社訓というわけじゃないですが、新しく来た仲間に必ず言うことがあって、
「明るく 大きく 元気な声で!」というのがそれです。
最初のレクチャーのときに必ずこれを言います。元気が一番。
また、この仕事は、つづけてこそ意味があるので、
1か月とか2か月じゃ、大したことなんて何もできません。
1年ぐらいやれば、わりと1人前になれる感じです。
最低でも6か月ぐらいやらないと、本当のおもしろさはわかりません。